避難経路の確認

オーケストラでは雪が多く積もっている時期に、避難訓練の一環として避難経路の確認を行いました。

当事業所の避難場所は東部小学校であることを利用者の皆様には契約時にお伝えしておりますが、避難する際に危険な物はないか、雪はどのくらい積もっているのか等を実際に歩いて確認してきました。

避難する際には、以下の点に注意すべきだと消防庁・防災マニュアルには記載されています。

  • 塀や自動販売機、電柱などの倒れてくる可能性がある物から離れる
  • エアコンの室外機や看板など頭上から落ちてきそう物がある建物から離れる
  • 割れた窓ガラスが道路内に散乱していることがあるため、気をつけて歩く
  • 災害時は通行止めになる道路が多くなるため、普段から複数の避難経路を確認しておく

実際問題、①~③の全てに気をつけようとすると、避難経路に使えそうな道がまったく残らなくなってしまいます。

加えて、防災マニュアルにはあまり記載されていませんでしたが、北海道では特に注意すべきものがあります。

道路に高く積もり積もった雪たちです。

北広島も積雪は多く、それによって歩道の幅がせまくなり、歩きにくい道が増えていました。

だからこそ、複数の避難経路を普段から確認しておくことが必要になってきます。

急な災害時にも安全に避難できるように、避難経路の確認や災害時の動きを家族で確認しておきましょう!

東部小学校へと向かう駅沿いの道。積雪があっても幅が広い。
東部小学校へ向かう駅沿いの道は積雪があっても幅が広く、危険な物もほとんどありません。お子さんと一緒でも余裕をもって歩くことができます
東部小学校の正面玄関へ続く道。積雪によって幅が狭く、倒れる恐れのある電柱等も多くて危険。
一方、こちらの東部小学校の正面玄関に続く道は積雪によって幅も狭く、電柱等も多いため危険性が高い経路でした